世界三大タイヤグループとは、ブリヂストン・ミシュラン・グッドイヤーです。
グッドイヤーとは、1898年にアメリカで設立された世界最大のゴム会社です。その社名は、加硫ゴムを発明したチャールズ・グッドイヤーからきているそうですが、この会社とチャールズ・グッドイヤーとは直接の関係はないそうです。
(チャールズ・グッドイヤーは、コネチカット州に生まれ、貧困の中で実験を続けてついに加硫ゴムを発明し、特許を取得したものの、大きな借財を負って死去した不遇の発明家。)
このグッドイヤーグループには、ダンロップや住友ゴム、ピレリが含まれています。
そのダンロップも、人の名前です。
20世紀のはじめに自動車の標準品となった空気入りタイヤの発明者が、アイルランドの獣医師ジョン・ボンド・ダンロップという人。
この人は、息子の三輪車の乗り心地をよくしようとして空気入りタイヤを考案したとされています。
英国ダンロップは20世紀初頭には世界のリーダーとなり、1909年には日本に進出、神戸に日本支社を作り1913年には自動車タイヤの生産を開始しています。
(ブリヂストン設立は1931年ですから、ダンロップがずいぶんと早かったですね。)
戦後、日本ダンロップは住友グループ入りし、さらに米ダンロップとともに米グッドイヤーと提携しています。
F1での勝利数は、グッドイヤーが300勝超で、ブリヂストンやミシュランを大きく引き離しているそうです。
グッドイヤーは、語感なのか、あのロゴなのかわかりませんが、「アメリカ!」という感じがします。
一度友達のつながりで、夏タイヤをはいたことがあります。スポーティーな印象でした。
スタッドレスタイヤの印象派薄いですね。
- « 次の記事
- 東洋ゴム スタッドレスのCM開始
- 前の記事 »
- 自転車のタイヤからスタートのミシュラン