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自転車のタイヤからスタートのミシュラン

我が家のはじめてのスタッドレスタイヤがミシュランだったことは以前書いたと思います。
何事も最初のものというのは印象が深いもので、いまだにミシュランに対しては良い印象をもちつづけています。
今はヨコハマですが、それは予算的な問題が大きいわけです。

さて、先日世界三大タイヤメーカーについて書きました。
現在トップはブリヂストンです。
二位と三位の差はわからないのですが、ミシュランとグッドイヤー。
今回は私が好印象を持っているミシュランについて。

物の本によると、ミシュランという会社ができたのは1891年。
自転車のタイヤ修理を短時間で行えるシステムを作り上げ、そのごミシュラン製の自転車がフランスの自転車レースで優勝したことで一気にミシュランタイヤの人気が高まったそうです。
ミシュランは自転車のタイヤからタイヤメーカーとして大きく飛躍したのですね。

そのご、低圧タイヤ、ゴムタイヤ式鉄道車両用の空気入りタイヤを次々に開発し、1937年にははじめてスチールコードを使った「メタリック」タイヤを発売しました。これって、いまでいうラジアルタイヤですよね。
タイヤ界のパイオニアです。

ミシュランといえば、ミシュランマン。これはフランスでは「ビバンダム」と呼ばれているそうですが、世界でもっとも古いキャラクターだそうです。1898年生まれ。

当時のタイヤは炭素によるゴムの強化技術がなく、黒くなく白っぽかったから、ミシュランマンも白いのです。面白いですね。フランケンシュタインの包帯を真似たわけではないのです。

ミシュランは各地に傘下企業を持っており、その土地の最適ブランドを選定して展開するマルチブランド戦略を進めています。ヨーロッパでは、クレーベル、アメリカではBFグットリッチ、ユニロイヤルなどという具合です。

余談ですが、レストランガイドである「ミシュランガイド」は、このタイヤメーカーがはじめた企画なのだそうです。これには私はびっくりしました。まったくつながりに気が付かなかったです。

「より安全で楽しいドライブのためのガイド」というコンセプトで当初は自動車修理工場、市街地図、ガソリンスタンド、ホテルなどドライバーのためのガイドだったようです。その後、ガイドブックが粗末扱われているのを目撃した社長は、有料化を決意しレストランを星でカテゴリー分けするシステムも導入されました。1930年代。それは、自動車が世界各地で急速に普及し始め、タイヤ需要が急拡大した時期のことでした。

タイヤだけでなく、文化的な面も牽引しているメーカーなんですね。ミシュランは。
強烈な存在感を保っている企業です。

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